相手を惹きつけ続ける為の考察

相手を惹きつけ続ける技術を。恋愛、仕事、人間関係の全てに生かしていく為の考察。

優しさがあればそれだけで良いというわけではない。知識と技術だって必要。

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漫画ONE PIECEの16巻でトナカイのチョッパーというキャラクターの

過去について回想する場面がある。

 

そこでチョッパーは自分にとって大事な存在であり、不治の病を持つ

Dr.ヒルルクを救おうと村で万能薬と言われているキノコ・アミウダケを

採りにいった。

 

そしてそれを渡すとDr.ヒルルクは嬉しそうにチョッパーの

優しい心と行動に感謝する。本当は毒キノコだということを知りながらも。

 

その出来事を知ったもう一人の医者、Dr.クレハはチョッパーに

言ったのが写真の言葉。

 

”いいかい!優しさだけじゃ人は救えないんだ!!!

人の命を救いたけりゃ、それだけの知識と医術を身につけな!!!

腕がなけりゃ誰一人救えないんだよ!!!!"

 

優しさというのは人として凄く大事な部分だけれど

それだけではどうにかできないこともある。

 

これは医療の世界だけではないはず。

もしも誰かを救ったり、喜ばせようと思うなら

優しさという心の部分だけではなく、

知識と技術だって必要になってくる。

 

恋愛や仕事においても、知識や技術といういくつものカードがあれば、

その分人を喜ばせるシナリオを描くことができる。

 

本当の意味で相手のことを考えるなら、それだけの

知識と技術を絶えず学び、身につけていけるように。

言葉に宿る力。初めは無謀と思える目標でも何度でも言葉にし、動き続けていくこと。

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言葉に宿ると信じられた力のことを言魂というそうで、

僕も常に言葉を意識しながら生きている。

 

そして何度も言葉の力で救われたこともあるし、上手くいったこともある。

 

初めて明確にこの言葉の力を意識させられたのは大学の受験時代のこと。

 

元々、将来の夢も見えなかったし、専門学校に行こうと

思い勉強は受験生の秋まで放棄していた。

 

でも以前の記事に書いたきっかけがあり、一気に心に

火が灯り必ず目標とする大学に行こうと決心した。

 

が、志望大学への合格は家族、友達、先生にまで無理だとはっきり伝えられた。

それほどまで絶望的な学力だったのはたしかだけれども。笑

 

ただ、悔しさはもの凄いあったけれど、とにかく

自分の人生を変えたいという想いから紙に毎日のように

目標を書き、毎日脳に刷り込まれるくらいまで想いを

つぶやいていた。

 

はたから見ればただの変な人状態。笑

 

けど、不思議なもので全く見えない合格への道のりも

異常なまでの想い、言い換えれば執着心とまで言える

くらいの状態になっていると、少しづつ方法が見えてくる。

 

たとえば、絶対に無理だと伝えてくれた先生の中でも

”あなたこの大学に行くなら、この部分をもっと集中してやりなさい”

と協力してくれる力強い存在まで現れてくる。

 

また、”お前には無理だ”という身近な人の言葉も極論かもしれないが

自分の反骨精神を刺激してくれる応援にすら変わっていく。

 

それくらい自分は毎日この大学に行くんだと言い聞かせていた。

 

このブログを書くいくつかの理由のうちの一つも言魂を信じているから。

 

ここに書いていく言葉が自分の想いや意識であり

それが未来の自分や周りの大切な存在を創っていく。

 

初めは無謀と思える目標でも、自分自身が誰よりもその想いを

信じて動き言葉にし続けていけば、少しづつそれを応援してくれる

人が現れ、不思議と見えなかった道のりがくっきりしてくる。

 

言葉に宿る力は凄い。だから何度でも言葉にし、動き続けていこう。

このメンバーで勝てないならどのメンバーでも勝てない。実力の有無ではなく心意気の有無。

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仕事のパートナーには本当に恵まれているなと日々感じている。

 

ここまでいくつも協力をしてもらい、いくつもの別れもあり

今のメンバーになっている。

 

その中でどんなスタッフと協力していけば良いのかということを

考えることがある。

 

僕の大事にしている基準は

実力の有無ではなく心意気の有無。

 

仕事のパートナー選定ではよく実力があるかどうかが大きな基準の一つとして

捉えられるけれど、それは自分自身がまずそれ相応の実力が備わっている

というのが大前提。

 

僕の場合は自分自身がまだまだ、まだまだだと自覚している。

だからこそメンバーにも凄い実力を求めるということはない。

 

けれど今まで実力のある人ともたくさん関わり協力してきてもらったが

最終的に一番必要なのは心意気だと思っている。

 

たとえば自分が仕事をしていることに対して

 

”面倒だから適当に早く終わらせよう”

 

と考える実力がある人と

 

”少しでもこのお客さんを喜ばせよう。その為には時間も惜しまない”

 

と考える実力はないが心意気がある人だと

どちらが長い目で考えたときに良い志事をするだろうか。

 

僕は一目瞭然で後者だと思うし、今のスタッフはそういった心意気の

あるメンバーである。この人たちとなら必ずお客さんを喜ばせていけるし

もっと面白いことをしていけると確信している。

このメンバーで勝てないならどのメンバーでも勝てないと思うほど。

 

だからこそ自分自身ももっと実力を伸ばして彼らに与えることが

できる人にならなければいけない。

 

これは仕事のパートナーだけではない。

家族、大切な人、友達など様々な形があるが自分もまず

心意気のある人になり、相手を喜ばせていきたいという想いを

持ち合える関係なら、とても素晴らしいパートナーシップを

築いていけると思う。

 

心意気のあるメンバーならきっと楽しい展開を創っていくことができる。

一時の充足感を得ることを最優先事項にするか、永続性がある選択肢をとるか。

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もう大分前のことになるが、尊敬する実業家の方からこんなことを聞いた。

 

”人生は、事業計画と同じで、「一時」を中心に考えるのではなく

全体で考えなければいけない”

 

ずっと自分の中で大切にしている言葉の一つ。

 

自分を高めることを忘れ、一時の充足感を得る為だけの動き

続けていれば、当然自分の未来にも影響していく。

 

分かりやすいところで言えば、自分の成すべき仕事だったりを

放り投げて、一瞬の快楽を満たすだけの遊びや恋愛をし続けていたら、

気づいたころには人生の敗北者への道まっしぐらということ。

 

自分が敗けている状況で恋人に魅力を伝えたり、   

家族や子供を守り、愛情を与えることなんてできるだろうか。

 

人の持っているエネルギーには限りがある。

だからこそ、恋愛、ビジネス、人間関係、趣味等

全体に目を向け、どうやって進めていくかをしっかり

考え進んでいくことが大事

 

一時の充足感を得ることを最優先事項にするか、

永続性がある選択肢をとるか、

両者のどちらを選ぶかで未来は大きく変わっていく。

日常の中から切り取れる描写の数が、豊かな思考力と表現力に繋がる。

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しゃべくり007を見て、よくこんな表現ができるなとか

よくこんなことに気づけるなとか、そんなことをいつも思う。

 

もちろん第一線で活躍し続けている一流の芸人さん達が

集まっているので、見てる側としては当たり前に感じて

しまうけど、それでもプロは凄いとしか言いようがない。

 

トークを聞いていると普通の人が見逃しがちな細かいモノ・コトでも

拾って、そこから話題が広げられていく。

 

これは日常のどんな些細なことさえも、どうやったら笑いに

することができるかと普段から意識しているからできることだと思う

 

ただ過ごしているだけだと、気づかないことというのは

たくさん存在している。でも意識すると何気ない生活の

中にたくさんの話題の宝が落ちている。

 

普通の人がしないだろう独自の視点や物の味方があるから

豊かな表現ができ、そこに価値が生まれていく。

価値がある人になればその人はビジネスだろうと

恋愛、人間関係だろうと様々な面で求められる存在に変わっていく。

 

日常の中に落ちている宝にどれだけ気づくことができるか。

もっと細かな描写に気づいていけるように普段から意識していきたい。

弱小のチームが強豪のチームに勝つストーリーはより感動する。初めは何も持っていないのだから、後は上っていくだけ。

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日曜日はスポーツの大会にでてきた。リーグ戦のような形でブロックが

分かれ、4チームで試合が行われた。

 

結果は1勝2敗。ほとんどの相手チームが経験者ばかり。

僕たちのチームにも経験者はいるがブランクがあったり

初心者で構成されたチームで挑んだ。

 

試合が終わった後は充実感はあったがやはり悔しい気持ちも、、

経験者の動きは全く違うし、自分自身でも

太刀打ちできないことに歯がゆさを感じた。

 

けれど、負けた後にこそ真価が問われる。

ここからどれだけ伸びることができるか。

 

そういえば僕の地元の高校野球のチームで創部わずか十数年で

甲子園に出場したチームがある。

 

ちなみに県内の甲子園常連の強豪は、ほとんどが県外から特等生として

優秀な選手を集めたチーム達。

そして毎年のようにそういったチームが甲子園出場を果たすことがほとんど。

 

そんな強豪校を次々と打ち破っていったのが、少し前まで部員の数もままならない

弱小と呼ばれていたチームだ。

 

全員が県内の選手で構成されていて、誰もが勝てないだろうと思われる

数々の強豪に勝っていく姿は多くの人に勇気を与えた。

 

自分たちを信じてやればできる

 

そんなことを思わせてくれた。そしてこのドラマのような展開は

元々このチームが弱小だったから、より感動が大きくなったのだと思う。

 

甲子園でも話題になったのだが、弱小のチームが強豪のチームに

勝つストーリーは本当に多くの人の胸を打つ。

 

弱い実力のうちは、何も持っていないわけだし、後は上っていくだけ。

その瞬間瞬間にベストを尽くして人を感動させるストーリーを

作ってやる位の意気込みで進んでいけばどんなことだって面白くなる。

先入観を取り払えるかどうか。見た目がとても綺麗な格上女性でも飛び込めば流れが変わる。

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今日の午前からあるスポーツの小さな大会に出るということで、

昨日は街にその時に着るスポーツウェアを買いにいってきた。

 

そこでとても美しい女性が結婚式の帰りなのかなという位、

綺麗な格好で歩いていた。

 

そして1人の男性がそれを見て、すぐさま彼女に声をかけた。

 

見た目は普通くらいで、彼女が美しすぎることもあり

釣り合っているとは言えない感じ。

 

ただ、彼女は話しかけられた瞬間、一気に笑顔になった。

 

これは彼が勇気を出して話かけたからの結果でだが、

ほとんどの人は飛び込むことさえできない

 

それは自分が声をかけてもどうせ無理だろうという先入観から。

 

今回は自分のことではなく、第三者として見た光景だが

先入観を取り払って、飛び込めばそれだけで人生が変わるなと

思った瞬間だった。

 

彼らはまるで親しい友人であるかのように

話し込み、ゆっくりと歩き続けた。

 

今日の予定がある為、その後の展開は追ってはいないのだが

あの様子なら間違いなく上手くいっただろうなと思った。

 

飛び込んでいける勇気が、一番の財産。

 

そんなことを改めて感じたとても良いシーンだった。