言葉に宿る力。初めは無謀と思える目標でも何度でも言葉にし、動き続けていくこと。
言葉に宿ると信じられた力のことを言魂というそうで、
僕も常に言葉を意識しながら生きている。
そして何度も言葉の力で救われたこともあるし、上手くいったこともある。
初めて明確にこの言葉の力を意識させられたのは大学の受験時代のこと。
元々、将来の夢も見えなかったし、専門学校に行こうと
思い勉強は受験生の秋まで放棄していた。
でも以前の記事に書いたきっかけがあり、一気に心に
火が灯り必ず目標とする大学に行こうと決心した。
が、志望大学への合格は家族、友達、先生にまで無理だとはっきり伝えられた。
それほどまで絶望的な学力だったのはたしかだけれども。笑
ただ、悔しさはもの凄いあったけれど、とにかく
自分の人生を変えたいという想いから紙に毎日のように
目標を書き、毎日脳に刷り込まれるくらいまで想いを
つぶやいていた。
はたから見ればただの変な人状態。笑
けど、不思議なもので全く見えない合格への道のりも
異常なまでの想い、言い換えれば執着心とまで言える
くらいの状態になっていると、少しづつ方法が見えてくる。
たとえば、絶対に無理だと伝えてくれた先生の中でも
”あなたこの大学に行くなら、この部分をもっと集中してやりなさい”
と協力してくれる力強い存在まで現れてくる。
また、”お前には無理だ”という身近な人の言葉も極論かもしれないが
自分の反骨精神を刺激してくれる応援にすら変わっていく。
それくらい自分は毎日この大学に行くんだと言い聞かせていた。
このブログを書くいくつかの理由のうちの一つも言魂を信じているから。
ここに書いていく言葉が自分の想いや意識であり
それが未来の自分や周りの大切な存在を創っていく。
初めは無謀と思える目標でも、自分自身が誰よりもその想いを
信じて動き言葉にし続けていけば、少しづつそれを応援してくれる
人が現れ、不思議と見えなかった道のりがくっきりしてくる。
言葉に宿る力は凄い。だから何度でも言葉にし、動き続けていこう。