七人の侍を集める
福山雅治さんのラジオ番組に秋元康さんが出演していた時のこと。
彼はこう言った。
「僕らの仕事って自分が勝負を賭けるときに七人の侍を集められるかどうかなんですよ。
たとえば映画を作るときに僕が『ここに赤い椅子が欲しいんだよね。』と言ったとする。
その赤は朱の赤なのか、そうじゃないのか。それがぴったり合う人じゃないと共同作業ができないじゃないですか。」
この言葉が自分の中でとても残っている。
何をするにせよ、1人の力というのは限られている。
秋元さんは音楽言語は分からないらしいのだが、イントロなど
かなりこだわるらしい。
そこで楽曲に対してそれを聞いた時、音楽言語なしでイントロをこういう感じに
してほしいと伝えるようだ。
そしてそれを読み取る天才的な田中さんというディレクターさんの存在がいる。
この田中さんの存在が現在のAKBの楽曲に深く関わっていて、
秋元さんとの連携で素晴らしい楽曲に仕上がっていく。
この過程は面白いと感じる。
僕自身のことにも置き換えてみた。
僕は現在、貿易業、インターネット通販に関わっているが
既に3人の侍がいる状態だなと思った。
ホームページ作成・ホームページ更新・物流業務とそれぞれ
関わって頂いているが、かなりの精度で仕事に対して向き合ってくれる。
こちらの思っている意図以上のことをしてくれることさえある。
この3人との連携を高め、いかにあと4人の侍を見つけることができるか。
もし七人の侍が集まる頃には、かなり面白いことができるかもしれない。
そんなことに期待を膨らませ今日も全力で向き合っていく。