相手を惹きつけ続ける為の考察

相手を惹きつけ続ける技術を。恋愛、仕事、人間関係の全てに生かしていく為の考察。

虫歯になって治療しなければいけない状況を避ける為に歯磨きが習慣する。憧れより苦痛のほうが行動の原動力になりやすい。

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先日に歯医者に定期検診に行ってきた。

 

以前に虫歯になってから、数ヶ月おきに

口の中の状態を検診してもらっている。

 

結果は虫歯もなく、とても良好とのことだった。

普段からかなり気を配って歯を磨くことが習慣化されているので一安心。

 

ではなぜ、歯を磨くことが習慣化されているかというと

綺麗な歯を保ちたいというより、もう虫歯になって治療するのが嫌だという

苦痛の気持ちが行動の原動力になっている。

 

自分の今までの行動の原動力について考えてみても

憧れを目指してというよりは苦痛が行動を推進していることが

多いように感じる。

 

たとえばビジネスを始めたころは、毎日ご飯を食べるので一杯一杯で

過ごしており、食べるものも納豆ともやしとご飯のみという時が少なくなかった。

だからもうこんな状況は嫌だ、美味しいものを食べる為に必死で頑張ろう、

というように行動の原動力になった。

 

恋愛でもそう、出会いがなく、このまま言い訳をしながら

年をとっていくのが嫌だ、というのが行動の原動力になったり。

 

このようなことから考えると、現状のまま過ごすと

どのような苦痛が未来に待っているかをリアリティを持って

イメージできるかどうかが、直結して行動力に繋がる気がする。

 

憧れより苦痛の力のほうが強い。

ではこの人間の心理を上手く利用できれば

目標に近づく為の行動の推進力に繋がっていくはず。

「思い出のマーニー」自分が嫌いで無表情だった杏奈を否定せず、受け入れてくれる周りの存在の温かさ

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一昨日の夜にジブリの「思い出のマーニー」という映画を観てきた。

もう公開されてから結構時間が経っているが、ずっと気になっていた作品の1つ。

 

映画の最初のほうで主人公の12歳の杏奈が

 

「この世には目に見えない魔法の輪がある。輪には内側と外側があって、

私は外側の人間。でもそんなのはどうでもいいの。私は、私が嫌い

 

と心の中で言う。両親が幼い頃に亡くなっていて

血の繋がっていない養父母と生活している杏奈は家でも学校でもいつも

孤独感を感じていたからだ。

思春期特有のこの感情の描き方は序盤から少し胸を締め付けられた。

 

そんな彼女は夏休みに患っている喘息の療養の為に自然たっぷりの

親戚の大岩夫婦の家にいく。ここから彼女にとって大きく

変わっていく為のきっかけが起こり、物語が展開されていく。

 

いくつも印象的なシーンがあったのだが、今回はこの親戚の

大岩夫婦の存が良かったなと思うシーンがあったので触れてみる。

 

まず、杏奈は地元の女の子の信子と七夕祭りにいく機会が訪れる。

そこで信子杏奈を褒めるつもりでしゃべった言葉が

杏奈のなかでのコンプレックスを刺激してしまう。そこでつい

 

「いい加減にほっといてよ、この太っちょ豚!」

 

と太って描かれている信子にひどい言葉を発してしまう。

信子は性格的に良い子に見えるが、この場面では当然腹を立てて

彼女の母親にもその起きたことを伝えた。

 

そのことに腹を立てた信子のお母さんが大岩夫婦の元に怒鳴り込んでいく。

そしてちょうど帰る頃に居合わせて隠れながらその様子を見守っていた杏奈。

 

信子のお母さんが一通り、大岩夫婦に怒りをぶつけて帰った後

杏奈は玄関の入り口に現れる。

 

普通に考えると杏奈は叱られても当然のような状況。

けれど大岩夫婦はこの場面で全く叱らず、杏奈を励ましていた。

 

これって凄いことだなと思った。もし良い、悪いという

価値感だけで判断したら、杏奈は悪いことをしてしまったし

それ対して叱ってもおかしくない。

 

けれどこの場面では大岩夫妻が彼女を叱らず励ましたことによって

杏奈は大岩夫妻をどんな時も自分の味方で自分を受け入れてくれる存在

感じるんじゃないかなと思った。

 

杏奈自身も今回の出来事は自分が悪いことをしてしまったと

思っているはずだし、そういう時にどういう在り方で彼女に接するのが

良いかということで、とても良い在り方だった気がする。

 

たとえば、もし自分の身近な人が何かまずい

失敗をしてしまったり、悩んでいたら

とにかく一度受け入れて、励ませるようにと思った。 

 

どんな人にとっても自分を受け入れてくれる存在というのは

大きいに違いないから。

高校時代最後のバッターボックス。自力の無さを監督のせいにした過去から学ぶこと。

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この場所では現在だけではなく、”自分の過去”についても多々掘り下げて

記事を執筆していこうと思っている。

 

なぜそのようにするかというと、自分のこれまでの体験を

見直すことができて、誰かに会話したりするうえでも

ストーリーという具体例を持って場面、場面で考えを

伝え、影響を与えれる可能性が増えるからだ。

 

高校時代の3年間、僕は野球部に所属していたが

今日執筆するのはその最後の試合の話。

 

高校3年目の最後の夏。地区予選、6-2と相手にリードをされて迎えた9回。

先頭の打席には自分が立っていた。

 

最後のバッターボックスに立つ前に監督から

 

アウトコースを中心に狙って打っていけ。

インコースは捨てて良い。頑張ってこいよ。」

 

と伝えられていた。その試合、相手投手はアウトコースのスライダーが

冴え渡っていて投球の中心となっていたので、それを敢えて狙っていこうと

いうことだった。

 

だが予想に反して1球目、2球目と相手投手はインコースにスライダーを

投じてきたのだ。

投球の組み立てが予想外だったこともあり、見逃すしかなかった。

 

そして一球ボールが外れ2ストライク、1ボールと投手有利のカウント。

最後の一球はアウトコース。ストレートなのかスライダーなのか

見極めることはとても難しい一球だった。

 

ただ、自分は最後の打席で一度もスイングをしていなかったことが頭にあり、

もしこのままバットを振らずストライクのストレートなら

一生後悔する見逃し三振になってしまう。

そんなことを思い、ストレートかスライダー、どちらであってもバットを

振るという選択をした。

 

結果はストライクゾーンからボールゾーンへ外れる

スライダーでバットが届かず空振り三振という結果になった。

 

そしてその後も後続のバッターが倒れ、試合に破れ、僕たちの3年間が幕を閉じた。

 

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試合が終わり、部員の仲間の1人から

 

「お前なんで1球目、2球目を見逃した?すごくもったいなかったぞ」

 

そんな風に言われた(彼は仲間であり、親友でもあるので

こういったことも言える関係)

 

僕は思わず

 

「監督からインコースは捨てろの指示があったんだ!

俺は最初から振りにいきたかった!」

 

と強く言ったあと、思わずハッとした。

 

監督がその言葉が聞こえる位置にいて 、とても悲しそうな表情を

していたからだ。自分を信じて起用してくれたにも関わらず

何てことを喋ってしまったんだろうかと。

 今、思えばただ実力が足りなかっただけなのに。

 

最後の一球を見逃せる実力とメンタリティがあれば最も良かったのだが

他にも選択肢があった。それは監督の指示にとらわれず

自分の判断を信じて思いきってインコースも打ちにいくという選択だ。

これは勇気が必要だが結果を出せれば違った展開に繋がったはず。 

 

もちろん既に終わった過去であり、戻すことはできない。

だからどうにもできないことではあるが、この経験から

最も後悔したことは自分の実力の無さを監督のせいにして

それを口に出してしまったことだ。

 

もし仮にそう想っていても、一度こらえて立ち止まれる自分に

ならなければいけない。そうでなければ周りの一緒に頑張って

きた大切な人を傷つけてしまうし、何か上手くいかなかった時に

誰かのせいにする自分になってしまう。

 

本当の意味で大事な人たちの信頼を得たいのであれば、

実力の無さを誰かのせいにしてはいけない。

 

こういう時こそ一度気持ちをこらえて、その場所から成長する為の

在り方を身につけていかなければいけないと今では考えている。

物事の取捨選択。時間は有限だからこそ作業の優先順位をつけ、本当にやりたいことの時間の確保を。

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時間は常に流れていて、当たり前のことだが有限。

 

ぼんやりしていたらあっという間に”終わり”に近づいていく。

 

生まれた瞬間から僕らは命という限られた時間のなかで

たくさんのことを取捨選択し、自分の思い描く理想に

向かって走り続けている。

 

人によってそれぞれこれをやりたい、この人と時間を一緒に過ごしていきたいなどは

様々違うが、問題はどうやって理想としていることへの時間を増やしていけるか

そのことによって人生の充実度は全く違うものに変わっていく。

 

けれど大半の人は本当にやりたいこと、本当に向き合わなければいけない人に

費やす時間が少なくなりすぎている気がする。

 

僕自身も今でもそういう面もある。ただ、段々と流れを変えていくことが

できているとも思っている。以前までは仕事以外のことに上手く向き合えず

それ以外の時間を作り出すことがほとんどできなかった。

 

ではなぜ流れを変えることができてきたかというと

選択肢のなかでたくさんのことを捨て、その上で本当に大事なことに

集中できる態勢作りに注力していたからだ。

 

仕事でいうなら1人でずっとこなしていた作業をどんどん外注したり

パートナーの方に進めて頂いたりと、かなりの作業を分担したので

今では自分のやりたいことに向き合う時間が大半となりつつある。

 

もし仕事や何かに追われているだけの毎日を過ごしているなら

一度止まって考える時間を確保する必要がある。

 

”それは本当にあなたがいつまでも向き合わなければいけないことだろうか?

 

新しい流れを作っていく為にも物事の取捨選択を。

想いやヴィジョンを伴った言葉だからこそ相手の心に響く。何度も何度も練り直すところから

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普段から自分の考えていることや発している言葉には

意識を向けるようにしている。

 

発している言葉に自分の想いやヴィジョンがしっかり伴っているかどうか。

 

これは大事なことだと思っている。

 

例でいうと僕は音楽が好きなので、メジャーから

インディーズまで様々なライブを観てきた。

 

そこで分かるのはアーティストの技量ももちろん気にする部分では

あるが、それ以上に”想い”や”ヴィジョン”がそこにどのくらいあるか

のほうが気になる。

 

先日にドラマの主題歌をいくつも歌ってきたシンガーソングライターの

野外ライブを観てきたのだが、彼の歌は妙に胸の奥のほうに突き刺さる。

MCで

 

「こうしてライブを観にきてくれる人がいるからこそ自分は歌うことができる。

 自分は苦しい時に音楽に何度も救われてきたし、同様に落ち込んでいたり、

 つらいことがあった人がいたら自分の歌で少しでも笑顔にしたい

 

こんな内容でしゃべっていた。これは彼の心からの本心だと思う。

そしてその想いが発する歌の1つ1つの言葉に乗っていて、共鳴するように

ファンの人たちは心を掴まれていく。

 

僕らも人間関係があって、そのうえで生きているので人の心を捉えて

関係性を気づいていかなければいけない。

 

その向き合う人の理想の関係を気づくとして、どんな想いやヴィジョンなら

相手と上手く進んでいくことができるか。

 

それぞれのケースによって答えは変わってくるがこれについて何度も何度も

練り直し、そして相手と共有していく必要がある。

 

未来を同じ船に乗って進んでいくなら、自分が目標とすることに

相手が共感してついていきたくなるような、そんな想いとヴィジョン

を日々練り直し動いていけるように。

ビジネスも恋愛も才能がないならひたすら足し算で。楽して掛け算の展開ばかりを求めないこと。

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何もせず、できれば楽してビジネスも成功したいし

恋愛だって上手くいきたい。

 

トントン拍子の掛け算のような展開に物事が進んでいくことを

ついつい期待してしまう。

 

けれど、ほとんどのことは思い描いた通りには進んでいかない。

元々、才能や特別な環境も持ち合わせていないのだから。

 

今上手くいっていないのであればそれは過去の行動の結果であり、

考え方の根本から変化をさせていく必要がある。

 

凡人や能力が劣っている人間は、愚直に1つ1つの行動を積み重ねていくしかない。

 

レバレッジを効かせるとか効率とかは一旦無視してひたすら

行動の足し算で積み上げていこう。

 

よく、たまたま時代に合って、実力がない状態でビジネスを成功したりする人も

いる。確かに一時的に成功に繋がるが、その分崩れてしまうのも早かったりする。

ビジネス以外でもお笑い芸人さんなんかでも”一発屋”というような言葉があるように

実力がない状態で上にいくとあとで苦労することも少なくない。

 

けれど地に足をつけて一歩一歩積み上げていったなら、

簡単には崩れない礎になる。

 

小さな一歩でも大切にひたすら足し算で。

持っている単語数でいかに面白く会話を展開できるか。ローラさんから学ぶ楽しく会話をする術。

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最近、自分が会話力を伸ばしていく為にチェックしているタレントさんの

メインは高田純次さん。

 

会話の発想力がものすごいなと思う。

こればっかりは芸歴や経験がものを言うし、高田純次さんは

単純に知識自体も豊富。

 

一方で若いのにすごいな感じるのは女性タレントのローラさん。

ローラさんの出てる番組をチェックするとローラさんは

高田純次さんなどベテランのタレントさんに比べると

持っている単語数(言葉数)や知識はかなり少ないように感じる。

 

けれど表情、リアクションが豊かで、彼女が

しゃべっているだけで普通のことでも楽しく感じてしまう。

 

このことを考えると何を言うかよりも

誰がどう言うかのほうが大事だということが分かる。

 

まずは表情、リアクションを豊かにして楽しそうに

しゃべること。

 

それだけで会話の伝わり方は全く変わってくる。

 

もっと非言語の部分を意識して会話を展開していこうと

改めて思った。